さよならダンボール解説2

前回は動画内のストーリー裏設定的な部分をお話ししましたが、今回は制作意図とか、表現したかった心情とか的なやつです。たぶん。

始めから「こうしようという意図」があった訳ではないのですが、音と歌詞から感じた事をまた曲にフィードバックを返す、を繰り返していく中に意図的なものはあったでしょう。

全体の意味をネットスラングっぽく言うと「グズグズしてたら引きニートみたいになっちゃってたから本気出した俺、無事死亡」って感じです。まぁ、そんな感じですよね。

ダンボール(姉)にとっての出荷時のダンボールは、秘密基地(?)的なニュアンスを含みます。小高い丘のてっぺんに置かれたダンボールは(もはや秘密ではない)誇らしいもの、宝物、みたいな物で、しょうもねぇプライドの様な物でもあります。たぶん「サッカー選手になりたい」とか「宇宙飛行士になりたい」とか、そういうやつ。そこから見る「煌めくあの光」は活躍してる大人達です。自分もいつかそこで活躍できるという期待でワクワクしている。

あれから、グズグズしてたら街に出るタイミングを失ったダンボール(姉)(どういう事かは過去の解説参照)今だに小高い丘の上でボロボロのプライドにしがみついている状態ですね。何もやってこなかったダンボール(姉)は、琴(妹)と違ってボディも成長してませんね。今頃「煌めくあの光」の中で自分も活躍しているものだと思ってたんでしょう。でも、そんな事なかった。取り返しのつかない時間を棒に振っちゃって、どうしようもねぇ、手も足も出ねぇ。でも、行かなきゃなんないから一念発起して街へ向かう。その時、出荷時のダンボールの破片を持っていく。プライドは捨てきれない、そんな感じ。

街を歩くダンボール(姉)はもうド田舎者です。不安でいっぱい。本来なら何段階かステップを踏むべき所を、直で大穴に向かいましたね。引きニートがいきなり大手企業の面接を取り付けた様なもんです。

いよいよ大穴に突っ込んで行ったら大怪我しますよね。でもヒヨッコ野郎が謎の根性を発揮して頑張ってるのって応援したくなるよね。琴(妹)もそう思ったと思います。

一方、琴(妹)ってどんな気持ちになってたんでしょうかね。自分が不良品と知らされた時とか。不良品じゃないのにダラダラ遊んでる姉が憎いとか。でも姉のいい所も知ってるから憎めないとか。たぶん、ダンボール(姉)よりも感情の振れ幅は大きかったんだろうなぁって思います。

そんな感じでして、なんでしょうね、「引きニート」に例えはしましたが、他のものにも当てはめて考えられるかもしれませんね。僕の場合「引きニート」がしっくり来てるんですけどね。そういう、何かを意図して作った感はあります。

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