とりあえず知ってる事から書けば良いかなと思いますのでブラックの話しします。
ブラックは「CMYK」の「K」ですね。
それぞれが0%から100%までの指定で色を作りますよね。
何気に101段階ありますが100x100x100x100で1億パターンですか?
いや実際ある程度超えたら真っ黒だし、それでも5千万?
K100
RGBの場合 R0 G0 B0 で黒になりますけど。
CMYKの場合 C0 M0 Y0 K100 ですね。
これってたしかスミベタとか言われてるらしいです。
普通の黒です。
K100のメリット
- 簡単
- 細い線や細かい文字に強い
(K1色なので、CMYとの見当ズレが起こらない) - 背景の上に文字として置いても安心
(オーバープリント扱いらしいので、背景にオブジェクトがあっても見当ズレが起こらない)
K100のデメリット
- 物足りない
- 背景と混ざってめっちゃ濃くなる可能性
(オーバープリント扱いらしいので、下のオブジェクトが意図しない透け方をするなど)
リッチブラック
スミベタにCMYを足して C60 M40 Y40 K100 とかにするのがリッチブラックですね。
これは普通の黒よりしっかりした黒になっってリッチな奴です。
かっこいいです。
リッチブラックのメリット
- かっこいい
- 背景の上に置いてもそれ以上濃くならず安心
(オーバープリント扱いではないので、下のオブジェクトが透けない)
リッチブラックのデメリット
- 細い線や細かい文字に弱い
(CMYK4色なので、CMYとの見当ズレが起こる) - 背景の上に置くと、背景との間に隙間が出来るかも
(オーバープリント扱いではないので、背景にオブジェクトがあると見当ズレが起こるかもしれない)
まとめ
とまぁ、最近知った話です。
細かい文字系はスミベタがいいのかなと。
背景が写真とかだったらそれも、スミベタでしょうか。
面が多いならリッチブラックが安心ですが、すぐ隣にオブジェクトがあって見当ズレによる隙間が発生しそうならスミベタ。
リッチブラックはかっこいいですが、「かっこよくしたくない、でもここはオーバープリントを避けたい」そんな時には C1 M1 Y1 K100 とかするといいみたいです。