マリオ

僕がまだ小学生になる前だったか、当時から何かキャラクターものに憧れる癖があった。
戦隊モノはあまり記憶にないのだけど、マリオとか鬼太郎とかゲームやアニメのものが多かったと思う。
今日はマリオ厨だった頃の話。

散髪

髪を切りに行く時は近所の床屋だった。
マリオ厨になった僕は早速マリオのイラストを持って床屋に行った。
「こんな風にしてください!」
そういってイラストを見た店主は僕の襟足の毛を触りながらこう言った。
「もうなってるねぇ……」
そう、僕は若干のくせ毛なのだ。
それを聞いた僕はショックを受けた。
もうマリオになってるけど、鏡に映ってる僕は全然マリオじゃない。
何か納得いかない、でもマリオにはなれない。
現実を突きつけられたような感覚によってさっきまでの勢いはどこかへ消えていった。
結局いつも通りの髪型に切ってもらったと記憶している。

マリオグッズ

マリオは当時から今まで任天堂の顔ですから、グッズは山のように出ている。
たぶん「なんでも鑑定団」とかの影響だろうけどグッズを集めたいと思った。
それも「世界中の全種類のマリオグッズを」である。
それから母と外に出た時はおもちゃ屋さんによってもらうように働きかけ。
マリオグッズを探し買ってもらおうとした。
しかしそれを何回か続けると母は「またか〜」といった感じだった。
その反応を見て子供なりに簡単な事ではないんだと理解した。
「こんなに母に嫌がられながら世界中のマリオグッズを集めるのはめちゃ大変じゃん」
そう思って僕はマリオグッズ収集を挫折した。

スーパーゲームボーイ

お盆には叔母の家に泊まりに行くイベントがあった。
僕はこの頃もマリオブームだったのだが、もしかしたら小学生に上がった後の第二マリオブームだったかどうかは定かではない。
年に1度のわざわざ叔母の家に止まるイベントなのに僕はゲームを持って行くことにした。
それはスーパーマリオランドなのだが、ゲームボーイで良いものの、わざわざスーパーファミコンとスーパーゲームボーイでやるというのだ。
正直な所スーパーマリオランドはセーブ機能が無いし、後半難しくなっていくし、そこまでハマってない。
何が面白かったってスーパーファミコンでゲームボーイのソフトが動くのが楽しかった。

沢田ユキオ先生

僕はコロコロコミックを読み始めたタイミングがめちゃ遅かった。
「おい、その年齢からコロコロコミックかよ」って年齢であるにも関わらず「スーパーマリオくん」を集め始めていた。
内容は子供向けの漫画で、正直楽しかったかというと微妙な線であるが、これもマリオ愛ゆえであった。
しかし、これもまた巻数が多いので挫折に終わる。

ある日、Kくんとマリオの話になりマリオを描く事になった。
僕のマリオを見たKくんは「ななゆびならもっと上手いはずだ」と言った。
僕は絵が上手いというステータスで通っていたからだ。
この時、僕はイマイチピンと来ていなかったが、たぶん「沢田ユキオマリオ」を描いていたのではないか、という説が今では残っている。

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