あなたは自分の、話し方や作文で損をしていると感じた事はありますか?
私はめちゃくちゃあります。
それはもう鬼の様に。
今回は効果的な文章の構成についての話です。
まず結論から書く。
そのまんまです。
この記事も「「結論から書く事」が結論ですよ」と記事タイトルで最初に書いています。
まずは着地点を先に用意してしまいます。
その後に「なぜ、そうするのか」の根拠を書いていきます。
結論から入る事は聞き手にとって理解しやすい
結論から入った時、聞き手は「それはどうしてか?」と疑問を持ちます。
その根拠を説明して疑問を解消する。と言う流れは聞き手に沿ったプロセスだそうです。
どうやら「考える技術、書く技術」という本にて書かれているそうです。
書き手の書きたい流れと、読み手の読みたい流れ
それなのに、聞き手に沿って書けないのはいくつか理由がありそうです。
僕らはつい、自分の頭の中の流れのまま書いてしまいたくなるものです。
しかしそれは往々にして書き手に沿ったプロセスであり、聞き手に易しくありません。
そもそも読んでもらえるキッカケになる
自分の知りたい事が書いてあると解るタイトル。と
自分の知りたい事が書いてあるのか解らないタイトル。
そのどちらにも同じ事が書いてあったとしても、あなたは前者を読むはずです。
みんな、知りたいものを探しているんですね。
SEO対策でも言われてる
理由はひとつ上と同じですが、ブログなどのSEO対策でも言われている事です。
これって実はネットが出てきてSEO対策なんて言われて意識してるけど。
本が売り物になった時点で発生してたのでは……?
読み手にとって、一種のカタルシスがある
これは自分の経験上の感想であるのですが、いい文章は読んでいて気持ちのいいものです。
その気持ちいい感情が、言葉の並びそのものから得られるなら、その文章は効果的です。
おそらくですが、結論から始まり疑問を解消する構成は一つの様式美で、一種のカタルシス的なものを呼ぶのではないかと思います。
例外として、結論から書いちゃダメな文章もあります。
それは「推理小説」です。
しかし、面白い事に例外にも例外はあるんですね。
それは犯人を先に言ってしまう推理小説です。
「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」が有名です。